断熱材について
断熱材の種類について
こんにちは!福岡市東区で注文住宅・リフォームリノベーションを手掛ける工務店「建築工房ゼロ」のZ世代・新入社員のFです!
今回は前のブログでも出てきた「断熱材」についてご紹介します♪ぜひ最後までお読みください♪
断熱材とは
断熱材とは簡単に言うと、床・天井・壁などに貼り付ける熱や寒さを抑える役割を持っている素材のことです。
断熱材には種類があります。
1【グラスウール】…ガラス繊維を原料とした綿状の素材で、断熱材ももちろん吸音材の役割もある断熱材です。
- メリット…原料が不燃ガラスなため燃えにくく、吸音性が高いなどがあります。
- デメリット…湿気に弱いため濡れると断熱性が低くなるなどがあります。
2【ロックウール】…天然岩石などを原料としたもので熱に強い断熱材です。
- メリット…空気の層が多く熱を移動させないため断熱性が高いなどがあります。
- デメリット…重くて落ちてしまう可能性があり隙間ができ断熱性が低くなる、湿気に弱いなどがあります。
3【セルロースファイバー】…自然素材の段ボールや新聞紙などを原料とした熱に強い断熱材です。
- メリット…ホウ素を混合させているので防虫性能が高い、耐火性が高いなどがあります。
- デメリット…沈下してしまうなど価格が高いなどがあります。
4【インシュレーションボード】…木材を熱し繊維状にし接着剤などを混ぜ作られた吸音性が高い断熱材です。
- メリット…結露しにくいく吸音性が高いなどがあります。
- デメリット…シロアリの被害が起こる可能性があり、木製なため水に弱いなどがあります。
5【ウールブレス(羊毛)】…羊毛が原料で作られてある断熱性が高い断熱材です。
- メリット…調湿(適切な湿度に調節すること)ができ、防虫性能が高いなどがあります。
- デメリット…輸入品が多く価格が高いなどがあります。
6【炭化コルク】…ワイン栓やコルク堅(木の樹皮)を炭化させてできた調湿性が高い断熱材です。
- メリット…ダニなどを防げる防虫性能などがあります。
- デメリット…価値の高い素材になるので価格が高くなる事があるなどがあります。
7【ウレタンフォーム】…ポリウレタン樹脂でできた断熱性が高い断熱材です。
- メリット…水などが入りにくく水に強いなどがあります。
- デメリット…耐火性が低いなどがあります。
8【ビーズ法ポリスチレンフォーム】…原料が発泡スチロールで、発泡スチロールを割った際に出てくる小さいビーズを元に作られた断熱材です。略称でビーズ法ポリスチレンはEPSと呼ばれています。
- メリット…耐水性が高いなどがあります。
- デメリット…火に弱いなどがあります。
9【押し出し発泡ポリスチレン】…名前の通り押し出して作られた耐水性が高いなどの断熱材です。略称で押出発泡ポリスチレンはXPSと呼ばれています。
- メリット…形を変えやすく敷き詰めることができるので断熱性が高いなどがあります。
- デメリット…火に弱いなどがあります。
10【フェノールフォーム】…フェノール樹脂を元に作られていて燃えにくい断熱材です。
- メリット…断熱性が高い、燃えにくいなどがあります。
- デメリット…価格が高いなどがあります。
1.2は無機質繊維系の断熱材で、3.4は木質繊維系の断熱材で、5.6は天然素材系の断熱材で、7.8.9.10は発泡プラスチック系の断熱材です。
これらの種類が断熱材です!
なお、どの断熱材も施工時に隙間なく施工することが肝心です。
ちなみに弊社では標準で高性能なグラスウール断熱材を採用しております。
今回は断熱材について紹介しました!役立つといいなと思います!最後までお読みいただきありがとうございました。