地盤調査とその方法についてご紹介します!
地盤調査って何?
【地盤調査】
地盤調査とは住宅などを建てる前に地盤(建物の土台となる部分)がどのくらいの建物の重さに耐えるのか、地盤の状態などを調べることを地盤調査といいます。
地盤の状態がよくないまま建物を建ててしまうと建物が傾いたり、建物の重さに耐えれず地盤が沈んでしまうことがあります。
このようなことが無いようにするために地盤調査を行います。
ちなみに2000年の建築基準法改正により、新築物件の場合、地盤調査が義務付けられています。
【地盤調査方法】
- 表面波探査方
振動を発生させることができる機械と振動を受信できる機械を地面に設置して、振動の伝わり方で地盤の強度を調べる方法です。
表面波調査の費用と期間は8万円程で数時間で終わることが一般的です。 - スクリューウエイト貫入試験(通称 SWS試験)
先端がスクリュー状になっている鉄の棒のロボットを回転させながら地面に差し込んでいき、回転数などから地盤の強度などを調べる方法です。
ちなみにSWS試験が一般的な地盤調査方法で使われることが多いです。
SWS試験の費用と期間はは5万円程で、半日~1日で終わることが一般的です。 - ボーリング調査
専用の機械で穴を掘り進めながら地盤の強度を調べる方法です。
このボーリング調査は規模の大きい建物やマンションなどに使われることが多いです。
ボーリング調査の費用と期間は20万円程で1日で終わることが一般的です。
また調査する規模などによって価格や調査期間は変わることがあります。
地盤調査の結果問題があると分かった場合地盤改良が必要になります。
代表的な工事は以下の3つです。
- 柱状改良工事
柱状改良工事とはセメント系の固化材(安定材)の柱を地面に打ち込んで地盤を強くすることで、
軟弱な地盤が2m~8m程ある状態のときに使われる工事です。 - 表層改良工事
表層改良工事とは2mぐらい土を掘りセメント系固化材を流し込み地盤を固める方法の工事です。
この工事は軟弱な地盤が2m以下にある場合にこの方法が適用されます。 - 鋼管杭工事
鋼管杭工事とは円形の鋼管杭を地面に打ち込んで地盤を強くする方法の工事です。
この鋼管杭工事は30mまで地盤を強くすることが可能です。
弊社では地盤ネット株式会社さんにSWS試験を依頼して調査を行っており、地盤保証も付帯しております。
今回は地盤調査についてご紹介しました!最後までお読みいただきありがとうございました!